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No.003

落研出身社長と意気投合

七福社屋
七福タオル株式会社
所 在 地 : 〒799-1503
今治市冨田新港1丁目2番2
代 表 者 : 代表取締役 河北泰三
T E L : 0898-36-6020
F A X : 0898-48-6066
主要業務 : タオル製造業
U R L : http://www.shichifuku-towel.co.jp/
E−mail : info@shichifuku-towel.co.jp


(インタビュー) 七福タオル株式会社 代表取締役社長 河北 泰三(かわきた たいぞう)さん

[一度お逢いしとうございました]
 河北泰三社長はかの東海大学御出身。それだけでは驚かない。落語研究部の御出身でいらっしゃる。敬語の遣い方間違ってませんよね?
 風の噂で、今治のタオル会社の社長が東海大の落語研究部(オチケン)出身で、春風亭昇太師の後輩にあたる人がいるということを聞いていた。地元、愛媛大学オチケン出身の僕は、「あー、一度会ってみたいなあ」と思っていると、この取材をいただき、ワクワクして会社へ出向いた。
 初めてお会いしたはずなのに、そんな気がしない。オチケン出身同士の“何か”があるのか?すっと話に入っていけた。
 東海大の落研というと全国でも有名で、噺家や放送作家をたくさん輩出している。そんな先輩をみていて河北社長もなんとなくそっちの道に進みたかったそうだ。わかりますヨ、その気持ち。
 しかし四年生の正月、今治で母親に泣かれた。三人の男兄弟の末っ子、長男は薬学部、次男は歯科部卒。末っ子がまさか“芸人”には・・・。後ろ髪を引かれる思いで東京を後にした。もし噺家になっていれば、今頃「笑点」にでも出演していたかも?
河北泰三社長

[やるからには・・・。]
自分で使いたいものを作る
タオルに見入るらくさぶろう
 帰ってみて、独りでふと考える。「どうして自分で使いたくないものをうちでは作ってるのか?」ここに気がついた。
 大学の先輩・春風亭昇太さんが前座から二つ目に昇進する時、似顔絵の入ったタオルを贈ったところ、それが雑誌『DIME』に載る。と、会社に問い合わせやオーダーが殺到した。二週間で二百件を超えていた。
 「これはいけるかもしれない」そう思っている矢先に東急ハンズから電話が入る。
 「うちでそちらのタオルを扱わせてください」ちょうどHI(ホームインテリア)の伸びてきた、その時だった。
 消費者もタオルをちゃんと選ぶ時代になったころだった。業者からもらったのを使うのではなく、自分が好きなデザイン、材質のタオルをお金を出して買う。
ハンズに続いてロフトも。七福ブランドは小売に直接展開し、直販比率が高まっていった。
 さあ、これからは世界へ売っていこう。今年はフランスの展示会にも参加することを決めている。「使いたいから買いたいタオル」は海を越え、世界へ拡がっていく。
 平成二十一年には創立五十周年。“普通”が嫌いな社長は、立川志の輔師、春風亭昇太師を迎えて記念の落語会を企画している。
 「七福タオルっぽいでしょ、それ。」と社長。
 いいですねー、その企画。前座でも司会でも何でもかまいません。何か手伝わせてください、社長!
(2006年01月12日訪問)
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