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No.006

女性社長が業界に送る新しい風

オルネット本社ショップ
有限会社オルネット
所 在 地 : 〒794-0832
今治市八町西2丁目4番8号
代 表 者 : 代表取締役 森 和子
T E L : 0898-23-9800
F A X : 0898-32-3360
主要業務 : タオル製品の企画、製造販売
U R L : http://www.orunet.com/top.html
E−mail : info@orunet.com


(インタビュー) 有限会社オルネット 代表取締役 森 和子(もり かずこ)さん

[ 自分が買いたいと思える商品作り ]

 親会社は老舗の「森清タオル」。半世紀を超えた歴史に、今新しい風が吹きこんでいる。

 社長の森和子さんはオルネット設立までは主婦同然。平成十二年から急に忙しくなったという。
 しかし初め自分たちだけで考え、作ったものははっきり言って「かわいらしくない!!」 自分の孫や飼い犬に着せたいものを作りたい。自分がお金を出してでも買いたいと思うものを作りたい。そんな思いで東京に出向いた。デザイン会社を何社も回り、自分の感性に合う人を探した。
 ある日、七人のスタッフの事務所を訪れた時、バチッと合う人がいた。もともとアパレル・照明器具などのデザイン会社だった。
 それからオルネットはぐんぐん育つ。女性らしい、使い勝手がよくてかわいい商品。僕も商品を間近で見て、「えー、これホントにタオルですかー?」と目をまるくした。
森 和子 社長

[ しんどいけど、これほど面白いものはない!]
雪花
お洒落なショップは、女性の感性ならでは
 社長は地元今治に本拠地をおきながら、今は世界に目が向いている。東京発信の「和」を拡げたいと、そう思っている。
 中でも、「雪花」というブランドを立ち上げ、コットンの持つ風合い、手ざわり、ぬくもりを生かした商品作りに力を入れている。手ぬぐい、たばこ入れ、手鏡入れなどはどれも女性が「うわー、欲しい〜」と言いそうなものばかりだ。僕は実は手ぬぐいのコレクターで、かなりの数収集しているが、今回たくさんいただいた手ぬぐい(スミマセン、社長、ありがたく頂戴しました)はデザインがセンスよく、実際に使うのがもったいないくらい。でも本来は使われてなんぼのものだろうから、どんどん使ってほしい。

 しかし走り出した当初は、なかなか認知されなかったという。地元の人は店のことを何かの展示場だと思って入ってこなかったが、じわじわと知れるようになり、遠くからのお客様も増えた。
 タオルの同業者は最初は「あそこの奥さんがわけのわからないことをしている」ぐらいだったのが今では問屋さんも応援してくれるようになった。

 東京の展示会で、あのポールスミスのスタッフが、絵ハガキ一枚を見て会場まで足を運んでくれたという。「よかったら提案してもいいですか?」という言葉が非常にうれしかった。業界で「オルネット」ブランドが大きく拡がるのも遠い日ではない。そんな気がする。
もう立ち止まれないし、後ろも向けない。しんどいけど、これほど面白いことはないと言い切る。ひとつひとつの会話が生き生きしていて、こちらまで元気になるような、そんな森社長だ。

 今治ではこれからの女性の先導役になって今の大変な時代を乗り切っていく、そんな覚悟。「よかったのは自分が女性だったこと」と言われちゃあ、僕も女性に生まれてもよかったかな?そんなこと考えました。
まあみなさん、いっぺんショールームに行ってみてください。欲しくなりますよ〜!!
(2006年02月28日訪問)
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