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No.009

今治の老舗ブランド「コンテックス」

近藤繊維工業株式会社 本社社屋
近藤繊維工業株式会社
所 在 地 : 〒794-0083 
今治市宅間854-1
代 表 者 : 代表取締役社長 近藤 寛司
T E L : 0898-23-3921
F A X : 0898-23-3922
主要業務 : 各種タオル製品・寝装品・インテリア及びタオルウェアの製造販売
U R L : http://www.kontex.co.jp/
E−mail : info@kontex.co.jp


(インタビュー) 近藤繊維工業株式会社 代表取締役社長 近藤 寛司(こんどう かんじ)さん

[今治タオルの牽引役]

 インタビューに伺った場所にはなんとも素敵な洋館が。
へぇ、こんなところに(失礼)こんなお洒落な建物があったのか!とビックリ。

 コンテックスといえば今治のタオル業者の中でも“ブランド”であるのは誰もが認めるところ。社長も自社の製品には自信があったものの、しかしやはりここ数年、これだけ輸入物が入ると「価格を安く!」という要望ばかり耳に入ってきた。
 「何かが違う。」
 今までは 「いかにいいものを安く作って中間業者、問屋、百貨店に設けてもらうのか」 だったのが 「いかにお客様に最終的に喜んでもらうか」 という視線に変えたという。 こうやって話を聞いてみると、老舗にも大きな変化が訪れているのだなと改めて思う。
 それにしてもコンテックスは常に第一線を歩いてきておりますよ。昭和26年に商標「コンテックス」を登録、29年にはあの大女優・岡田抹莉子さんを専属モデルとして登用してるというからスゴイ!!その常に最先端をいくという気概が現在につながっているのでしょうね。
 どうやらずいぶん風通しのいい会社らしい。社員さんにも「会社のためを思って言うのならどんどん言うように」と。
御自分もこうおっしゃる。「どんなにオヤジとけんかしても、次の朝こっちから『おはようございます。』とあいさつするんです。」
なるほど、見習わなければ。
 実は今から20年ほど前、スイスの機械を入れるか、ドイツの機械を入れるかで大ゲンカをしたそうだ。父は頑固一徹を絵に描いたような人だという。その時灰皿を投げつけた跡が今でも社長室に残っている。良いではないですか、ケンカも灰皿の跡も立派な勲章ですよ。
本社敷地内の「タオルガーデン」

インタビュー真っ最中

[超一流]
コンテックス タオルガーデン内

 さて、コンテックスのタオルは古都・京都の「旅館俵屋(たわらや)」でも使われている。こちらは創業三百余年という京都で最も古い旅館のひとつ。ここの女将さんが実際にいろいろと使ってみて一番よかったのがコンテックスだったという。女将から直接電話があり、それから使われるようになった。この時はうれしかったでしょうね。
 私の京都の友人に訊いてみると、「そら、俵屋さんで使われるいうたら超一流ちゅうことやな」との答え。おお、やはりそうなのか!!
 まあ みなさん、いっぺんタオルガーデンに足を運んでみてください。二万個も使われている備前のレンガの落ち着いた雰囲気が心を癒してくれること間違いなし!
 宇治田原直送の日本茶のメニューも豊富で、ちょっと松山にも無い店ですよ ここは。水出し煎茶の自然な甘さに驚き、抹茶かぷちーののモダンな味を楽しんでいただきたい。社長をはじめ、社員の方々の洗練されたセンスが漂う、素晴らしい空間です。お帰りの際にはどれを買うか迷ってしまいそうなグッズショップでの買物もお忘れなきよう。
(2006年05月10日訪問)
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