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No.018

伯方から届ける極(きわみ)の塩

はくえんさんぎょう
伯塩産業株式会社
所 在 地 : 〒794-2305
今治市伯方町木浦甲4521-28
代 表 者 : 代表取締役社長 重松 昌彦
T E L : 0897-72-2750 
F A X : 0897-72-2646
主要業務 : 特殊製法塩の製造販売
U R L : http://www.hakuen.co.jp/
E−mail : info@hakuen.co.jp

(インタビュー) 伯塩産業株式会社 代表取締役社長 重松 昌彦(しげまつ まさひこ) さん

[三兄弟で強力スクラム ]

 実は重松社長とは何度かお会いしたことがあった。もう十年も前になるだろうか、吉海の“バラ祭り”やマリンオアシスにて。あの友近もEBCのリポーター時代にこちらを訪れていて、二人一緒にお会いしたこともある。
 はっきり言って、「ハ・カ・タの塩!!」のCMで有名な『伯方塩業』さんとはよく間違われるらしい。今ではライバルでもあり、地元の仲間でもある。お間違えなきように!

 もともとはお父さんが伯方化学というところで活性炭を作っている中で塩も作っていた。当時は真っ白の塩の中に黒い活性炭が混ざってしまい、こりゃあいかんということも。当時男ばかりの三兄弟はそれぞれみんな違う仕事をしていたところ「せっかくいいものがあるから一緒にやろう」ということになり、塩田跡地に工場を移してスタート。
 三人のスクラムは強いとみた。完全に仕事を分けているのもいいのかも知れない。社長は営業から何から動く仕事、専務が工場と配送担当、常務が事務、経理。三人並んでのにこやかな笑顔をみていると、兄弟でこうしてうまく仕事が出来ていることをうらやましく思った。ひとりっ子の僕には真似できませんもの。

重松昌彦社長
三兄弟と一緒に「カシャッ」

[塩で今治を元気に!! ]
利き塩 なーんてネ
工場見学

  今イチオシの商品は『塩舞』。普通の食塩は99.9%が塩化ナトリウム。自然塩と呼ばれるもので90%から91、92%ぐらい。ところがこの『塩舞』はなんと83%。のこりの17%はミネラル分ということになる。だから舐めた感じが甘く、美味しい。
 てんぷら、サラダ、おにぎり、魚の塩焼きなどに使えばいいらしい。また、鮎の化粧焼にはもってこいだ。
 松山の有名な焼き鳥屋でも使われているときく。今度行ってみよう。
このコーナーで紹介した『小原ハム』さんもここの塩を使っているそうな。どうりでうまいはずだ!社長さん同士がとても仲が良く、水曜日になると必ず一緒に弁当を食べるんだって。どんなお話をされてるんでしょうね。

 今、全国で自然塩がブームになっているが、その表示が難しくなってきているのだそうだ。「自然」や「天然」といった言葉をどうやって作ろうか、あいまいな部分をはっきりさせようと検討している途中らしい。
 塩の会社も増え、昔ならあるスーパーの塩の棚にこちらの商品が3分の1入っていたのに現在では10分の1までになってしまった。生き残りをかけて、社長は今“色”に注目している。例えばヤーコンの葉っぱを使って緑色の塩を作る計画もあるという。
 もうひとつ、健康面に注目をして、1gの塩を共同開発中だ。1個1gだと、病院食で患者さんが塩分に気を付けて1回1gを何個にしようか、という風になる。なるほどなるほど。
 とにかく、塩で今治を元気にしたいという社長の熱いものを感じた取材でございました!!
(2006年10月17日訪問)
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