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No.024

風で織るタオル

池内タオル株式会社
所 在 地 : 〒794-0084
今治市延喜甲762
代 表 者 : 代表取締役 池内 計司
T E L : 0898-31-2255
F A X : 0898-31-2274
主要業務 : タオル製品製造販売
U R L : http://www.ikeuchitowel.com/
E−mail : http://www.ikeuchitowel.com/community/

(インタビュー) 池内タオル株式会社 代表取締役 池内 計司(いけうち けいじ) さん

[ 自然に優しく 人に優しい ]

 会社の中に入れていただき、さあ話を伺おうと思った僕の目に飛び込んできたのは、イッセイミヤケのブルゾンだった。
 若いころ着だおれの傾向にあった僕は、イッセイミヤケの大ファンで、このデザインは間違いない!と思い、社長に尋ねるとやはりそうだった。
 6年ほど前からコラボレーションをしているらしい。
 「うおー!スゴイ!!」



 こちらは『風で織るタオル』というのが、メインのコンセプト。まあ何ともロマンティックな響きではないか。

 実はこの工場全体が風力発電で動いており最初はどちらかというと趣味レベルでスタートさせた商品だった。

 ものを作る人間の夢を追うような形で、これで儲けようというつもりは無かったらしいが、いつの間にかマニアの間で口コミで広がり、有名になったという。やはり口コミの力はすごいのだ。すごいけれども「悪い」というのも口コミで広がりやすい。しかし「がんばれ池内タオル」というサイトが立ち上がり、そこで評価されて売れ始めた。

 当時、社長が推す環境論はどちらかというと後ろ指を差されがちなものだったという。エコなテキスタイルというのは、色は染めてはいけない、と。しかし、もっとお客さんの好きなものを、結果としては環境負荷を少なくして作りましょうよ、中身は全部公表しますというスタンスが消費者の目に留まったと思われる。
イッセイミヤケとコラボ!
風力発電による電力を使用

[ 私と池内社長の共通語は中島みゆき ]
デザイナー藤田理麻とのコラボレーション
  私達が一番わかりやすい違いは、“今日買ったタオルの品質が長く続く”ということだという。厚化粧のタオルは簡単に出来るけど、洗うと最初がピークというものが多いらしい。ほう、この話はとてもわかりやすいですぞ。「今日いい」というのではなく、何ヶ月か経って「これはやはりいい」といわれるようなタオル。これこそ池内のオーガニックタオルである。

 ニューヨーク在住の藤田理麻さんというデザイナーとのコラボレーションのタオルも見せてもらったが、これには心奪われた。藤田さんはフリーチベットの活動をしていて、「チベットの空の色を下から上にあげてくれないと困る」と言われたそうだ。さーっと上に色を薄くしていってくれということだが、織の世界でいうとものすごく大変なことだった。池内ではコンピュータで分析しながら色を打ちこみ、見事な一枚の作品となった。これはぜひ実物を見ていただきたい。


 残りの字数もわずかになったが、もう一つ、社長は中島みゆきの大ファンであるということを記しておきましょうかねえ。中島みゆきファンに悪い人はいません。ええ、私もそうなのですが、何か?
(実は中島みゆきの話題でかなりの長時間お話してしまいました)
池内計司社長
(2007年1月18日訪問)
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